先日合格したデータベーススペシャリスト試験で使用した参考書、勉強方法について残しておこうと思う。

参考書
●楽々ERDレッスン (CodeZine BOOKS)
データモデリングについて様々な実例をあげて解説されている。
試験ではもちろん、実務でも非常に役に立つ内容だった。
試験問題集を解く前に一度目を通しておくとよいと思った。

今まで「なぜそのような解答になるのか？」を理解しないまま
問題に対する答えだけ暗記するような場面が多々あったが、
この本のおかげで「なぜ」の部分を確実に補完できた。

●情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2013年版
この本はすごい。
解き方の角度がやや反則ぎみだが、この本に載っているやり方を
実践すれば、確実に午後一をクリアできると思う。
過去問から出題パターンをいくつかのカテゴリ別に解析、パターン
化して解答できるようにしている。
但し、このパターン化が腹に落ちたのも前述した楽々ERDレッスンを
先に押さえておいたからだと思う。
パターン化された解答とはいえ、そこにはやはり「なぜ」を理解する
必要がるからだ。
毎年出題形式は微妙に変わっており、求められる解答を導くために、
結局は根底の知識が必要になってくる。

尚、過去問題は電子ファイルでＤＬできるのでかなりのボリューム。
（解説付き）

●勉強方法
始めたのは１月から。
最初はとにかく午後1の過去問をやっていたが、理解できない部分が
多々あったので、ERDレッスンで基礎知識を補完。

２月に入り、情報処理教科書DBを購入、午後一虎の巻を読みながら
過去問をせっせと解く。
出題年によってかなり難易度が違う気がした。
このあたりは人によるのかもしれない。

３月、午後Ⅱに取り掛かる。
が、難しすぎる。うん。無理。一旦あきらめる。
しかたないので、午前Ⅱの過去問を刷り込む。過去問をひたすら暗記。
理由などいらない。この問題は「ア：○○」と覚える。
いつもの必勝法である。
この方法で午前を落としたことはない。
「なぜ」が重要とか少し前に書いた気がするが、それは午後の話である。
午前はとにかく暗記。そう。暗記ですよ。

４月、放置していた午後Ⅱの問題に着手。
ん？わかる。私にもわかるぞ！！
なぜだろう。先月あれほどダメだった午後Ⅱが解ける！
あ、実務だ。
実は３月は仕事でＤＢ設計をしていたのである。実務最強。ありがたい。

ラスト１週間は毎日少しでもいいので午後Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱを復習。


見事合格しました。


秋はシステムアーキテクトを受験。
去年午後ⅡがＤ評価（逃亡した）だったのでリベンジするっす！！